事業は安定寄りだが財務に注意点が残る、どの型にも寄り切らない中間型
プエルトリコの決済と銀行の情報システムをほぼ一手に握り、地元最大手銀行との長い関係を土台に持つ地盤が最大の強み。現金とカードの両方に強く、銀行の受託まで担う幅広さがある。この基盤を生かして中南米へ広げる、地域に根ざした決済の裏方として独自の立ち位置にいる。
プエルトリコを中心に、現金自動機や店頭の決済の網を運営し、加盟店の決済処理やカードの発行、銀行の情報システムの受託を担うのが収益の柱。地元の最大手銀行を起点に長い関係を持つ。これを土台に、ブラジルやコロンビアなど中南米の多くの国へ決済処理と銀行向けの仕組みを広げている。さばいた決済の量と、銀行向けの受託の手数料で稼ぐ構造になっている。
プエルトリコは経済が脆弱で、人口の流出やハリケーンの被害が決済の量を細らせる。起点となる地元最大手銀行との契約の更新に失敗すれば、基盤が揺らぐ。中南米には急成長する新興の決済企業がひしめき、競争が激しい。アルゼンチンなど現地通貨の急変は、ドル換算の業績を揺らす。
配当を続けながら、プエルトリコの基盤を守りつつ中南米への拡大に投資する経営。地元最大手銀行との関係の維持を重んじる。買収で中南米の決済と銀行向けの事業を取り込み、株主還元と成長を両立させる方針が特徴になっている。
地域経済と、最大手銀行との契約、中南米への拡大に依存する。プエルトリコやカリブ、中南米の経済と消費が決済を支えるか、起点となる地元最大手銀行との長期契約を保てるか、中南米への決済の拡大が進むか、そして現地通貨の変動をこなせるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $2.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $622M(28%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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