EWBC
East West Bancorp米国とアジアの両方に深く根ざし、両地域をまたぐ顧客という他行が真似しにくい基盤を持つ点が最大の強み。アジア系の企業・個人との信頼関係と、貿易金融の専門性で独自の立ち位置を築く。地方銀行ながら高い収益性を保ち、米中の架け橋という役割で稼げる立ち位置にいる。
集めた預金を企業や個人へ貸し出し、その利息と預金の利息の差で稼ぐのが収益の柱。特に米国とアジアの両方で事業を行う企業や、アジア系の個人・事業主に強い。貿易金融や商業用不動産融資にも力を入れ、両地域をまたぐ顧客の資金需要に応えることで、利ざやと手数料を得る構造になっている。
景気後退で貸出先の経営が悪化すると、融資の焦げ付きが増えて利益を圧迫する。特に商業用不動産向け融資は不動産市況の悪化に弱い。米中の対立激化や貿易の停滞は、両地域をまたぐ事業に逆風となる。金利の急変や預金の流出も、収益の重しになりうる。
安定した配当を続けつつ、米中をまたぐ顧客基盤と貿易金融の強みを生かす経営。融資の規律を保ちながら、両地域をまたぐ独自の顧客との関係を軸に高い収益性を維持し、商業用不動産のリスクを管理して稼ぐ力を保つ方針が特徴になっている。
米国とアジアの経済の健全さと、金利の水準に依存する。両地域をまたぐ顧客との関係を保てるか、金利環境で利ざやを確保できるか、融資の焦げ付きを抑えられるか、そして米中関係や貿易の動向が、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $80.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $8.9B(11%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$4.2B
- 長期借入金$36M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 14.9%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $1.5B
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $334M
- 配当性向
- 25.2%
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