EXEL
Exelixisがん治療という需要の大きい分野で、安定して売れる主力薬を持つ点が強み。承認薬から得る潤沢なキャッシュを土台に、複数の新薬の開発を進められる。主力薬の適用がんを広げる戦略と、有望な薬を導入する資金力を持ち、成長の種をまける立ち位置にいる。
腎臓がんや肝臓がんなどに使う主力の抗がん剤の販売が収益の柱。すでに承認され広く処方されている薬から安定した売上を得る。その収益を、新しいがん治療薬の研究開発や、有望な薬の導入に投じる。承認薬で稼ぎ、次の柱を育てるという、バイオ製薬らしい構造になっている。
主力薬への依存が大きく、特許切れや競合品の登場、保険の支払い抑制が起きると収益基盤が揺らぐ。開発中の新薬が臨床試験で失敗すると、次の成長の道筋が崩れる。一つの薬に偏るほど、その動向に業績が左右されるリスクを抱える。
配当を出さず、主力薬の潤沢な収益を新薬の研究開発と、有望な薬の導入、自社株買いに振り向ける経営。承認薬で足場を固めつつ、適用がんの拡大と次世代薬の開発に投資し、一つの薬への依存から脱して成長の柱を増やそうとする方針が特徴。
主力抗がん剤の売れ行きと、新薬の開発の成否に依存する。主力薬の処方をどれだけ伸ばし、適用するがんの種類を広げられるか、特許切れまでに次の柱となる新薬を承認まで導けるか、そして開発中の薬が臨床試験で効果を示せるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $2.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.2B(76%)。
開示から読める範囲では借金は軽い
- 現金・現金同等物$482M
- 他の流動資産$961M
- 固定資産$1.4B
- 流動負債$406M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $2.3B
- 売上成長率
- 7.0%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 37.6%
- 純利益率
- 33.7%
- ROE
- 36.2%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $884M
- フリーCF
- $876M
- 営業CFマージン
- 38.1%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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