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EZCORP米国と中南米で千店を超える店網を持つ業界二位の規模と、低所得層に深く根を張った地盤が最大の強み。景気が悪い局面ではむしろ小口の資金需要が高まり、不況に強い一面を持つ。担保があるため貸し倒れの傷が浅く、貸付と中古品販売を組み合わせた質屋の立ち位置にいる。
客が持ち込んだ宝飾品や電子機器を担保に小口のお金を貸し、利息を得るのが収益の柱。期限内に返せなければ担保の品を店で中古品として売り、その販売益も稼ぐ。米国とメキシコを中心に中南米で千店を超える店を構え、銀行を使いにくい低所得層が主な客になる。貸付の利息と中古品の販売の二本立てで稼ぐ構造になっている。
質屋の貸付は規制当局の監視が厳しく、利息の上限や情報開示の強化が採算を直接削る。金の価格が下落すれば担保の価値が目減りし、貸付と販売の両方が痛む。メキシコの政治不安や通貨の下落は、中南米の収益を揺らす。後払い決済など新しい小口金融との競争も、客を奪い合う。
配当を出さず、現金を店舗の出店と中南米での拡大に充てる経営。担保の品の評価と販売の効率を重んじる。メキシコの質屋を成長の柱に据えつつ、運営の透明性を高めて規制と投資家の目に応える方針が特徴になっている。
低所得層の資金需要と、金の価格、規制に依存する。銀行を使いにくい層の小口の借入需要が続くか、担保の中心になる金の価格が高く保たれるか、メキシコの経済と通貨が安定するか、そして小口の貸付への規制強化をかわせるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1B(53%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$470M
- 他の流動資産$656M
- 固定資産$825M
- 流動負債$201M
- 長期借入金$518M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1.3B
- 売上成長率
- 9.7%
- 粗利率
- 58.5%
- 営業利益率
- 11.7%
- 純利益率
- 8.6%
- ROE
- 10.7%
- ROIC
- 7.6%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $149M
- フリーCF
- $110M
- 営業CFマージン
- 11.7%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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