まだ赤字先行で、将来に賭ける会社

北米で圧倒的に売れる大型トラックという高収益の稼ぎ頭と、長年の製造・販売網、根強いブランドが強み。この安定した利益を元手に、電気自動車や商用車サービスという次の事業へ投資できる体力を持つ。
自動車の製造・販売が収益の柱で、特に北米で絶大な人気を誇る大型トラックが利益の大半を稼ぐ。これに、購入を支える金融事業が加わる。電気自動車や、法人・商用車向けのサービスにも力を入れているが、足元の儲けはガソリン車のトラックが支える構造になっている。
景気後退や金利上昇で自動車の販売が落ち込むと、利益が大きく削られる。電気自動車への投資が利益を圧迫する一方、移行が遅れれば競合に出遅れる。労働組合との交渉による人件費の上昇や、品質問題も、収益の重しになる。
トラックで稼いだ利益を、配当で還元しつつ電気自動車と商用事業へ投資する経営。需要を見ながら電動化のペースを調整し、本業の収益を守りつつ未来へ備える現実的な姿勢が特徴になっている。
米国の自動車需要と、トラックの販売に強く依存する。電動化への移行をどのペースで進めるか、そして金利や景気、原材料費の動向が、業績を左右する大きな前提になる。電気自動車の収益化の時期も課題になる。
資産 $289.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $36B(12%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
読み込み中…