Ford は米国の老舗自動車メーカーだが、その利益の柱は今も「北米で絶大な人気を誇る大型トラック」だ。
このトラックが利益の大半を稼ぎ、その安定した儲けを元手に、電気自動車や商用車向けのサービスという次の事業へ投資している。だがEVへの投資は当面利益を圧迫し、移行が遅れれば出遅れるという難しい舵取りを迫られている。F を読むときは、足元を支えるトラックの稼ぎと、電動化への投資のバランス、そして景気・金利の影響を軸に見るとよい。
北米で圧倒的に売れる大型トラックという高収益の稼ぎ頭と、長年の製造・販売網、根強いブランドが強み。この安定した利益を元手に、電気自動車や商用車サービスという次の事業へ投資できる体力を持つ。
自動車の製造・販売が収益の柱で、特に北米で絶大な人気を誇る大型トラックが利益の大半を稼ぐ。これに、購入を支える金融事業が加わる。電気自動車や、法人・商用車向けのサービスにも力を入れているが、足元の儲けはガソリン車のトラックが支える構造になっている。
景気後退や金利上昇で自動車の販売が落ち込むと、利益が大きく削られる。電気自動車への投資が利益を圧迫する一方、移行が遅れれば競合に出遅れる。労働組合との交渉による人件費の上昇や、品質問題も、収益の重しになる。
トラックで稼いだ利益を、配当で還元しつつ電気自動車と商用事業へ投資する経営。需要を見ながら電動化のペースを調整し、本業の収益を守りつつ未来へ備える現実的な姿勢が特徴になっている。
自己資本や流動性に弱さがあり、本業は赤字で資金を消費している段階です。黒字化の道筋が焦点になります。
前年比。3年の年平均は 5.8%
売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ
本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字
株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか
本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない
営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金
フリーCFがプラスで、現金を生み出せている状態
株価に対して年間いくら配当が出るか
利益のうち配当に回す割合。高すぎると無理がある
Ford は米国の老舗自動車メーカーだが、その利益の柱は今も「北米で絶大な人気を誇る大型トラック」だ。
このトラックが利益の大半を稼ぎ、その安定した儲けを元手に、電気自動車や商用車向けのサービスという次の事業へ投資している。だがEVへの投資は当面利益を圧迫し、移行が遅れれば出遅れるという難しい舵取りを迫られている。F を読むときは、足元を支えるトラックの稼ぎと、電動化への投資のバランス、そして景気・金利の影響を軸に見るとよい。
読み込み中…