First American Financial は、不動産取引で必要となる権原保険で全米屈指の会社だ。
最大の強みは、権原保険という米国の不動産取引に必須の分野で全米屈指のシェアを持つ点にある。取引のたびに必要となるため安定した需要があり、長年蓄積した不動産の記録データが参入障壁になる。少数の大手で市場を分け合う寡占的な構造だ。一方で住宅ローン金利の上昇や景気後退で住宅取引が冷えると権原保険の収入が大きく落ち込み、住宅取引は金利の波で激しく振れる。固定費ゆえ取引減で採算が悪化しやすい。FAF を読むときは、住宅取引の活発さと住宅ローン金利を軸に見るとよい。
