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Fortress Biotech一つの薬に賭けず、権利の取得から子会社化、売却までを一続きの商売にしている。自社で最後まで開発するバイオ企業とは、儲け方の設計がそもそも違う。
City of HopeやDana-Farber、複数の大学から薬の候補の権利を取得し、それぞれ独立した子会社に仕立てて資金を集めさせる。皮膚科の薬を売るJourney Medicalのように上場させる例もあれば、他社へ売却して現金やロイヤルティを受け取る例もある。
抱える子会社の多くが赤字で、増資のたびに親会社の持ち分が薄まる。売却がまとまらない年は、赤字の寄せ集めという姿だけが残って評価されにくい。
権利を仕入れ、子会社を立ち上げ、育ったら手放すというサイクルをどれだけ速く回せるかが経営の関心事。株主への分配より、次の一件の仕込みに資金が向かう。
子会社ごとの臨床試験の進み具合と、外の製薬会社が権利や会社そのものを欲しがるかどうか。買い手が現れない限り、子会社は自力で資金調達を続けるしかない。
この会社をどう読むか
Fortress Biotechを医薬品メーカーとして読むと、話がかみ合わない。実際に薬を開発しているのは研究機関から権利を買った子会社の側で、親会社は仕入れと育成、売り先探しに徹している。
2025年にはCheckpoint TherapeuticsがSun Pharmaへ、Baergic BioがAxsomeへ渡り、この型が回ることを示した。裏を返せば、売却の途切れた年に見えるのは、資金を必要とする赤字子会社の束だけになる。
バランスシート (要約)
資産 $186M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $50M(27%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$79M
- 他の流動資産$44M
- 固定資産$62M
- 流動負債$50M
- 長期借入金$52M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $63M
- 売上成長率
- 9.7%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −111.0%
- 純利益率
- 10.8%
- ROE
- 13.7%
- ROIC
- −54.2%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$66M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- −104.0%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $664K
- 配当性向
- 9.7%
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