FB Financial は、テネシー州を本拠に南東部数州で営む、住宅ローンに強い地方銀行だ。
最大の強みは、人口が流入する南東部の地盤と、地銀の規模では異例に大きい住宅ローン事業の併存にある。融資の利ざやとは別の手数料収入を生み、買収を重ねて地盤も広げてきた。一方で住宅ローン事業は金利に敏感で、上昇でも低下でも波を受ける。景気後退の貸し倒れや、買収頼みの拡大の高値づかみも弱みになる。FBK を読むときは、南東部経済と住宅ローン市場、買収の統合を軸に見るとよい。
人口が流入する南東部に地盤を持ち、地銀の規模では異例に大きい住宅ローン事業を併せ持つ構成が最大の強み。融資の利ざやとは別の手数料収入を生む。買収を重ねて地盤を広げてきた経験もあり、成長地域で融資と住宅ローンの二本柱を回す独自の立ち位置にいる。
テネシー州を中心に、南東部の数州で集めた預金を地元の企業や個人に貸し出す利ざやが収益の柱。商業向けの融資と商業用不動産が中心になる。これに加え、地銀の規模としては異例に大きい住宅ローン事業を持ち、組成した住宅ローンを売って得る手数料も稼ぐ。地元の預金を元手にした融資と、住宅ローンの手数料の二本立てで稼ぐ構造になっている。
住宅ローン事業は金利に敏感で、金利上昇で新規が細り、金利低下では早期返済が膨らむ両面の波を受ける。景気後退で地元企業の貸し倒れが増えれば利益が傷む。商業用不動産への融資は空室率の上昇局面で重荷になる。買収頼みの拡大は高値づかみや統合の失敗が高くつく。
配当を続けながら、地場の銀行の買収で営業地盤を広げる経営。融資の審査の規律を保ち、金利に揺れる住宅ローン事業を慎重に御す。南東部の人口流入という追い風を着実に取り込む方針が特徴になっている。
財務指標は標準的な水準です。レバレッジや流動性の推移に注目しましょう。
前年からの売上の伸び
売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ
本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字
株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか
本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない
営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金
フリーCFがプラスで、現金を生み出せている状態
株価に対して年間いくら配当が出るか
利益のうち配当に回す割合。高すぎると無理がある
FB Financial は、テネシー州を本拠に南東部数州で営む、住宅ローンに強い地方銀行だ。
最大の強みは、人口が流入する南東部の地盤と、地銀の規模では異例に大きい住宅ローン事業の併存にある。融資の利ざやとは別の手数料収入を生み、買収を重ねて地盤も広げてきた。一方で住宅ローン事業は金利に敏感で、上昇でも低下でも波を受ける。景気後退の貸し倒れや、買収頼みの拡大の高値づかみも弱みになる。FBK を読むときは、南東部経済と住宅ローン市場、買収の統合を軸に見るとよい。
読み込み中…