まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
ボルチモアの都市圏に集中し、百十年を超える歴史を持つ点と、相互会社から株式会社へ転換して上場したばかりという点が最大の特徴。職場の仲間どうしの貯蓄の組合に由来する、極めて保守的な経営の文化を持つ。メリーランドや周辺の他の地方銀行とは異なる、ボルチモアに集中し相互会社に由来する保守的な経営の超小型の貯蓄銀行の立ち位置にいる。
メリーランド州のボルチモアの都市圏や、周辺の地域で、預金を集め、それを融資に回して利ざやを得るのが事業の柱。中心は、ボルチモアの都市圏の住宅ローンで、これに商業用の不動産や事業向けの融資、消費者の融資が加わる。約十の支店を構える地域に密着した貯蓄銀行で、二十世紀の初めに、職場の仲間どうしの貯蓄の組合として創業した百十年を超える歴史を持つ。近年、相互会社から株式会社へ転換して上場した。集めた預金と貸出の金利差で稼ぐ構造になっている。
ボルチモアの都市圏の経済の減速が弱点になる。とりわけ、在宅勤務の影響を受けるオフィスの商業用の不動産の融資の焦げ付きには注意がいる。メリーランドや周辺の他の地方銀行との競争も激しい。上場したばかりで、持ち分の希薄化や、相互会社の歴史の整理の費用もある。合併の圧力も付きまとう。超小型ゆえの効率の劣勢もある。
配当を出さず、上場したばかりで得た資金の活用と、貯蓄銀行の運営、保守的な与信の規律、相互会社の歴史の統合を進める経営。長く務める経営陣が率いる。ボルチモアの都市圏への密着と、極めて保守的な与信を保つ。上場で得た資金の活用と、相互会社の歴史の統合が、運営の中核になっている。
地域経済と、上場後の資金の活用、商業用不動産に依存する。地盤とするボルチモアの都市圏や周辺の経済が、港湾や政府の関連、大学に支えられて保たれるか、上場で得た資金をうまく事業に投じられるか、商業用の不動産が健全か、そして金利の水準が利ざやに有利に働くかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $1.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $314M(25%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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