まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
体のあちこちにあって組織を支え修復する線維芽細胞という、これまであまり薬に使われてこなかった細胞に着目し、多くの慢性の病への応用を狙う点が最大の特徴。免疫の細胞を使う細胞療法とは異なる切り口を持つ。線維芽細胞を使う細胞療法に賭ける臨床段階のバイオの立ち位置にいる。
まだ承認薬を持たず、細胞療法を開発する臨床段階のバイオで、収入はない。体のあちこちにあって、組織を支えたり修復したりする線維芽細胞という細胞に着目する。この細胞や、そこから出る物質を使い、傷の治りや、神経の難病、背骨の椎間板のすり減り、皮膚の病といった、長く続く慢性の病を治すことを狙う。多くの病への応用を掲げ、多数の特許を持つ。初期の試験の段階にある。承認後の治療の売上で、いずれ稼ぐ構造を描く。それまでは手元の資金と増資で開発を続ける。
多くの病への応用を掲げる分、的が定まらず、開発が散漫になる弱点を抱える。線維芽細胞を使う治療は、まだ実証が乏しく、効き目の裏づけが薄い。細胞療法は、安全性の壁が高い。承認までの道のりが極めて長く、その間は収入がないまま赤字が続く。多くの候補に薄く投資すれば、どれも中途半端になる恐れもある。現金が細れば増資で持ち分が大きく薄まる。
配当を出さず、研究開発を最優先する経営。創業した経営者が率いる。線維芽細胞を使う候補の臨床試験の遂行と、見込みのある病への絞り込み、増資による資金繰りの管理を進める。線維芽細胞を使う細胞療法への挑戦と、資金繰りの管理が、運営の中核になっている。賭けの色が極めて濃い。
臨床試験の結果と、応用の絞り込み、資金繰りに依存する。線維芽細胞を使う候補が、初期の試験で効き目と安全性を示せるか、多くの掲げる病から見込みのある的に絞れるか、増資で長い開発の資金をつなげるか、そして細胞療法の安全性の壁を越えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $10M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $6M(64%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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