
FCF
First Commonwealth Financial大手が手薄なペンシルベニア西部とオハイオに深く根を張り、地元で築いた低コストの預金が最大の強み。普通の地銀の融資に加え、機械や設備のリースという独自の事業を持つ。買収を重ねて地盤を広げ、長く増配を続けてきた実績を持つ、堅実な地域銀行の立ち位置にいる。
ペンシルベニア西部と中部、オハイオを中心に集めた預金を、地元の企業や個人に貸し出す利ざやが収益の柱。商業向けの融資と商業用不動産、住宅ローン、消費者向けの貸出が中心になる。これに、機械や設備のリースを手がける事業や、資産運用の手数料が加わる。地縁の深い低コストの預金を元手に、堅実な融資と手数料事業で稼ぐ構造になっている。
地盤のペンシルベニア西部やオハイオは製造業の比重が高く、その地域経済の停滞や人口の伸び悩みが融資の伸びを抑える。景気後退で地元企業の貸し倒れが増えれば利益が傷む。商業用不動産への融資は空室率の上昇局面で重荷になる。金利の急変は利ざやを揺らし、買収の統合の失敗は高くつく。
配当を長く続け増配を重ねながら、近隣銀行の買収で地盤を広げる経営。保守的な融資の規律と経費の管理を保ち、統合を丁寧に進める。設備リースや資産運用の手数料事業を育てて、金利に左右されにくい収益を厚くする方針が特徴になっている。
地域経済と、買収の統合、金利水準に依存する。製造業の多い地元の企業と家計が借入を続けるか、近隣銀行の買収で得た顧客と人材を統合できるか、金利の変動を利ざやの管理でこなせるか、そして商業用不動産向け融資の質を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $12.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.6B(13%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$180M
- 長期借入金$262M
- 短期借入金$148M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 9.8%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $188M
- フリーCF
- $171M
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $55M
- 配当性向
- 36.4%
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