
安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
質屋という分野で米国と中南米にまたがる最大級の店舗網を持ち、庶民の少額融資という銀行が手薄な領域を押さえる点が強み。景気が悪い時こそ質屋の利用が増える、景気に対して逆の動きをする面もある。担保があるため貸し倒れのリスクが小さく、中古品販売と分割払い融資も組み合わせた立ち位置にいる。
客が持ち込んだ品物を担保に短期のお金を貸す質屋の運営が収益の柱。貸したお金に利息がつき、返済されなければ預かった品物を中古品として売る。さらに、店頭での後払い・分割払いの融資サービスも手がける。銀行を使いにくい庶民の少額融資と、中古品の販売、分割払い融資から稼ぐ構造になっている。
質屋や少額融資は規制の対象になりやすく、金利や貸付の規制が強化されると採算が圧迫される。中南米の事業は現地通貨の変動の影響を受け、為替次第で円換算の収益が振れる。景気が良すぎて少額融資の需要が減る局面や、後払い融資の貸し倒れの増加も、収益の重しになりうる。
配当を出しつつ、店舗網の拡大と、後払い融資事業の強化、中南米での成長に力を入れる経営。庶民の少額融資という安定した需要を土台に、担保のある質屋でリスクを抑えながら店舗を増やし、中古品販売と分割払い融資も組み合わせて着実に稼ぐ方針が特徴になっている。
質屋の利用需要と、貸付の残高、中古品の販売に依存する。景気や物価の動向で庶民の少額融資の需要が増えるか、店舗を増やして貸付残高を伸ばせるか、預かった品物を良い値で売れるか、そして中南米を中心に出店を広げられるかが、業績を左右する大きな前提になる。庶民の資金需要が土台になる。
資産 $5.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.3B(43%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
読み込み中…