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Fifth District Bancorp地元で審査した住宅ローンを自社の帳簿に持ち続ける方針を変えず、営業地域もジェファーソン、オーリンズ、セント・タマニーの3郡に絞る。2024年に転換したばかりで自己資本の比率が同業より厚い点も、いまだけの違いになっている。
本店と6つの支店で集めた預金を、一戸建てを担保にした住宅ローンへ貸し出し、その利ざやで稼ぐ。住宅ローンは貸出全体の86.3%を占める。加えて全国の地域銀行の輪に加わり、Bankers Healthcare Group(BHG)が組成した専門職向けの事業ローンを買い取る道も持つ。
総資産$534.4Mに対し株主資本$129.8Mと資本は厚いが、それに見合う貸出先をまだ確保できていない。地元は嵐や水害の危うさも抱える。規模で勝る銀行との競争も避けられない。
転換で得た資本の使い道を探している段階で、貸出を急いで膨らませる動きは見せない。地元の審査基準を保ったまま運用先を広げる、慎重な進め方を取る。
ニューオーリンズ周辺の住宅需要と地域の景気、金利水準が利ざやに与える影響に左右される。転換で手にした資本をどこへ振り向けるかも、これからの収益を決める。
この会社をどう読むか
Fifth District Bancorpの決算では、貸出$376.4Mに対して株主資本が$129.8M積み上がっている。銀行としては資本の比率が異様に厚い。2024年に相互会社から株式会社へ転換して株式を売り出したばかりで、集めた資金をまだ貸出に変えきれていないからだ。
営業の地盤はニューオーリンズとその周辺、ジェファーソン、オーリンズ、セント・タマニーの3郡に限られる。貸出の86.3%は一戸建て向けの住宅ローンで、貯蓄銀行として教科書どおりの姿だ。そこへ全国の地域銀行の輪を通じて買い取るBHGの事業ローンが少し混じる。地元一色の帳簿に、全国の色が薄く差している。
バランスシート (要約)
資産 $534M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $130M(24%)。
自己資本比率は同業の中央値を上回る
- 現金・現金同等物$34M
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $605K
- 売上成長率
- −2.3%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 675.7%
- ROE
- 3.2%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $1M
- フリーCF
- $942K
- 営業CFマージン
- 219.2%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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