まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
軍や衛星、原子力潜水艦向けの、極めて精密な原子時計や発振器という、信頼性が最優先される狭いニッチに特化する点が最大の強み。衛星測位の衛星や宇宙の探査に欠かせない部品を、六十年を超えて供給してきた実績を持つ。半導体や防衛の大手とは異なる、軍と宇宙の超高精度な時計に特化した超小型のメーカーの立ち位置にいる。
時刻や周波数を極めて正確に刻む精密な装置を作るのが事業の柱。柱は、軍や宇宙、衛星通信向けの原子時計や、非常に安定した発振器、量子の技術を使った計測器で、衛星測位の衛星や原子力潜水艦、宇宙の探査向けに供給する。あわせて、軍向けの安全な通信の機器も手がける。多くは大手の防衛の元請けを通じて納める。六十年を超える歴史を持つ。これらの精密な装置の販売で稼ぐ構造になっている。
米国の防衛の予算が削られたり、衛星のプログラムが遅れたりすれば、発注が細る弱点を抱える。精密な時計の市場が、新しい技術や安価な代替に置き換えられる恐れもある。半導体の大手や、防衛の元請けが自前で作る内製化も逆風になる。規模が極めて小さく、少数の顧客への集中ゆえ、その動向が業績に大きく響く。
配当を長く続けながら、軍や宇宙、衛星向けの契約をこなし、長い納期の受注の残を管理する経営。極めて精密な原子時計の技術の優位を保つことを重んじる。防衛や宇宙の予算に支えられた狭いニッチに特化し、量子の技術など新しい計測器も育てて、超小型ながら独自の地位を守る方針が特徴になっている。
防衛と宇宙の予算と、元請け契約、技術の優位に依存する。米国の防衛や宇宙、衛星測位の予算が保たれて発注が続くか、大手の防衛の元請けを通じた契約を確保できるか、極めて精密な原子時計の技術の優位を保てるか、そして長い納期の受注の残を着実に売上へ変えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $91M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $56M(62%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年分
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