First Hawaiian は、ハワイ州で百六十年続く最大の銀行だ。
最大の強みは、百六十年の歴史と島の二行寡占という、本土では得がたい競争環境にある。地元に深く根ざした預金は低コストで忠実で、観光と軍と移住という島の経済を最も太い金融の幹として支える。一方で観光は感染症や景気、災害に弱く、山火事のような出来事は島の経済を直撃する。生活費の高さによる人口流出は土台を削り、島一極の地盤は分散が効かない。FHB を読むときは、観光の入りと利ざや、島の経済の体温を軸に見るとよい。

百六十年の歴史と島の二行寡占という、本土では得がたい競争環境が最大の強み。地元の家計と企業に深く根ざした預金は低コストで忠実だ。観光と軍と移住という島の三本柱の経済を、最も太い金融の幹として支える立ち位置にいる。
ハワイ州とグアムなど太平洋の島々での貸出と預金の利ざやが収益の柱。観光業と不動産、地元企業への融資が中心で、信託と資産運用の手数料も加わる。島の銀行業界は二行の寡占に近く、価格競争が穏やかで預金のコストが低い。島の経済とともに静かに稼ぐ構造になっている。
観光は感染症や景気、災害に弱く、山火事のような出来事は島の経済を直撃する。生活費の高さによる人口流出は預金と借り手の土台を削る。島一極の地盤は分散が効かない。金利の低下は潤沢な預金の運用先を細らせ、利ざやを痩せさせる。
高めの配当を維持しながら、自社株買いで資本を返す株主還元の経営。島の経済の身の丈に合わせ、無理な規模の拡大を避ける。審査の保守性と預金の質を守る堅実運営が特徴になっている。
自己資本や流動性に弱さが見られます。財務の安全性には注意が必要です。
前年比。3年の年平均は 3.6%
売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ
本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字
株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか
本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない
営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金
フリーCFがプラスで、現金を生み出せている状態
株価に対して年間いくら配当が出るか
利益のうち配当に回す割合。高すぎると無理がある
First Hawaiian は、ハワイ州で百六十年続く最大の銀行だ。
最大の強みは、百六十年の歴史と島の二行寡占という、本土では得がたい競争環境にある。地元に深く根ざした預金は低コストで忠実で、観光と軍と移住という島の経済を最も太い金融の幹として支える。一方で観光は感染症や景気、災害に弱く、山火事のような出来事は島の経済を直撃する。生活費の高さによる人口流出は土台を削り、島一極の地盤は分散が効かない。FHB を読むときは、観光の入りと利ざや、島の経済の体温を軸に見るとよい。
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