配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
銀行の基幹システムという、一度導入すると極めて切り替えにくい仕組みを握る点が最大の強み。銀行の業務の根幹を支えるため、長期にわたり安定した利用料が入る。多くの金融機関を顧客に抱え、決済まで含めて支える総合力を持つ立ち位置にいる。
銀行が口座の管理や送金、決済を行うための基幹システムの提供が収益の柱。銀行はこのシステムなしには業務が回らず、長期にわたり利用料を払い続ける。これに、商店のカード決済を処理するサービスが加わる。金融機関の業務を裏で支え、継続的な利用料で稼ぐ構造になっている。
景気後退で銀行のシステム投資が絞られると、新規の受注が鈍る。新興の金融技術会社や、銀行が使う新しいシステムへ顧客が移ると、シェアを失う。大規模なシステム障害や、過去の買収の重荷も、収益や信頼の重しになりうる。
安定した配当と自社株買いで株主に報いつつ、基幹システムと決済技術への投資に資金を振り向ける経営。切り替えにくい顧客基盤から得る安定収入を土台に、過去の買収の整理を進めながら、銀行のシステム更新需要を取り込んで稼ぐ力を高める方針が特徴。
銀行のシステム投資と、決済の取引量に依存する。銀行が新しい仕組みへ更新する需要を取り込めるか、既存の顧客を維持できるか、そして決済件数が増えるか、新しい決済の仕組みへ対応できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $33.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $13.9B(42%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
読み込み中…