Fulgent Genetics は、幅広い遺伝子の検査を手がけつつ、感染症の特需で蓄えた豊富な現金を、がんの薬の開発へ振り向ける会社だ。
最大の特徴は、幅広い遺伝子の検査の本業と、感染症の特需で蓄えた十億ドルを超える厚い現金、それを元手にしたがんの薬への転換、潤沢な現金ゆえの資金繰りの不安の小ささにある。一方で特需の反動による売上の落ち込みや、検査の数多くの競合、保険の支払いの引き下げ、がんの薬の開発の初期ゆえの失敗の恐れ、現金の使い道の難しさが弱みになる。FLGT を読むときは、検査の需要と薬への転換、保険の支払いを軸に見るとよい。
