まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
かつてアルツハイマー病の飲み薬で大きな注目を集めた経緯と、その失敗を経て社名を変え、別の脳や神経の病へ活路を探る立て直しの姿勢が、良くも悪くも最大の特徴。順調なバイオとは異なる、看板の失敗からの再起を賭ける立て直し途上の臨床バイオの立ち位置にいる。
まだ承認薬を持たず、脳や神経の病の薬を開発する臨床段階のバイオで、収入はない。かつては、アルツハイマー病の飲み薬の候補で株価が急騰したが、その後、科学のデータを巡る疑念や当局の調査に見舞われ、後期の試験にも失敗した。経営陣を入れ替え、その看板の候補を見直し、社名を変えて、別の脳や神経の病へ活路を探る立て直しの途上にある。承認後の薬の売上で、いずれ稼ぐ構造を描く。それまでは手元の資金で開発を続ける。
看板のアルツハイマー薬の失敗で、会社の屋台骨が折れた弱点を抱える。科学のデータを巡る疑念と当局の調査は、信頼を深く傷つけた。新たな開発の方向も、まだ初期で先が見えない。脳や神経の病の薬は、もともと失敗の歴史が長い。承認までの道のりは振り出しに戻り、その間は赤字が続く。現金が細れば増資で持ち分が大きく薄まる。
配当を出さず、立て直しと新たな開発の方向の模索を優先する経営。入れ替わった経営陣が率いる。失敗した看板の候補の見直しと、新たな開発の方向の選定、傷ついた信頼の回復、手元の資金の管理を進める。看板の失敗からの再起が、運営の中核になっている。賭けの色が極めて濃い。
立て直しの方向と、臨床試験の結果、資金繰りに依存する。失敗した看板の候補に代わる、新たな開発の方向を見いだせるか、その候補が試験で効き目を示せるか、傷ついた信頼を回復できるか、そして手元の資金や増資で開発を続けられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $118M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $74M(63%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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