
看板の食パンから有機、グルテン抜き、菓子パンまで多数の有名ブランドを抱え、独立した配達業者の網で全米のスーパーに毎日届ける体制が最大の強み。一つのブランドに頼らず、生活必需のパンを幅広く押さえる。百年を超える歴史と長い連続増配を持ち、二大手の一角として安定して稼ぐ立ち位置にいる。
食パンや丸パン、菓子パンを全米で作って売るのが収益の柱。看板の食パンブランドに加え、有機の食パンやグルテンを抜いたパン、菓子パンなど多数のブランドを抱える。近年は健康志向の焼き菓子の会社も買収した。独立した配達業者の網で、スーパーやコンビニへ毎日届ける。生活に欠かせないパンの安定した需要を、有名ブランドの束で着実に刈り取る構造になっている。
健康志向の高まりや、食欲を抑える薬の普及で、パンや菓子パンの消費が長期で細る懸念がある。もう一方の二大手や、小売の安価な自社ブランドとの競争は価格を圧迫する。小麦や包装、物流の費用の高騰は採算を削る。独立した配達業者をめぐる訴訟の経緯もある。連続増配の記録の維持にも緊張が走る。
長い連続増配を続けながら、健康志向のブランドの買収で品揃えを広げる経営。看板ブランドを土台に、有機やグルテン抜きなど伸びる分野へ広げる。独立した配達業者の網と多数のブランドで、安定した需要を着実に刈り取る方針が特徴になっている。
パンの需要と、原料費、ブランドの維持に依存する。食パンや菓子パンの消費が保たれるか、小麦や包装、物流の費用を価格に転嫁できるか、有機やグルテン抜きなど健康志向の新しい需要を取り込めるか、そして長い連続増配を続けられる収益を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $4.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.3B(31%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
- 現金・現金同等物$12M
- 他の流動資産$717M
- 固定資産$3.5B
- 流動負債$976M
- 長期借入金$1.4B
- 短期借入金$400M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $5.3B
- 売上成長率
- 3.0%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 3.3%
- 純利益率
- 1.6%
- ROE
- 6.4%
- ROIC
- 4.5%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $446M
- フリーCF
- $319M
- 営業CFマージン
- 8.5%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $209M
- 配当性向
- 249.7%
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