まだ赤字先行で、将来に賭ける会社

巨大なプラントやインフラを設計から建設まで一括で手がけられる、世界でも限られた総合エンジニアリングの実力が強み。石油・化学から鉱山、インフラ、脱炭素関連まで幅広い分野と、世界中での実績を持つ。エネルギー転換や資源開発という大型投資の需要を取り込める、専門技術者集団の立ち位置にいる。
石油・化学のプラント、発電所、鉱山、インフラ、エネルギー施設などの大型プロジェクトを、設計から調達、建設まで一括で請け負う報酬が収益の柱。顧客の計画に沿って、巨大な施設を設計し、資材を調達し、工事を管理して完成させる。専門の技術者を多数抱え、世界中で大型の建設プロジェクトを手がけて稼ぐ構造になっている。
資源価格の低迷や景気後退で大型の設備投資が絞られると、受注が落ち込む。大型案件はコスト超過や工期の遅れが起きやすく、固定価格の契約では損失が膨らむこともある。過去にこうした採算の悪化で苦しんだ経緯もある。技術者の確保や、案件の獲得競争、地政学のリスクも、収益の重しになりうる。
配当を抑え、採算の良い案件の選別と、コスト・工期の管理、財務の健全化に力を入れる経営。過去の採算悪化の反省から、固定価格の重い契約を避けて利益の出る案件を選び、大型プロジェクトの実行力を生かしながら、リスクを管理して着実に稼ぐ方針へ転換している点が特徴になっている。
エネルギー・素材・インフラの設備投資と、大型案件の獲得、工事の採算管理に依存する。資源価格や脱炭素の動きで大型投資が活発か、大型案件を受注できるか、案件をコスト内・工期内で完成させられるか、そして採算の悪い契約を避けられるかが、業績を左右する大きな前提になる。大型投資の波が収益を左右する。
資産 $8.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3.2B(39%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約5年分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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