FLUX
Flux Power Holdings充電サイクルを最適化し、AIでセル間のバランスを予測的に整える技術で特許を2件持ち、さらに1件を出願中だ。汎用のリチウム電池を並べるだけの業者にはない中身がここにある。
フォークリフトやけん引車、空港の地上支援機材向けに、充電して繰り返し使うリチウムイオン電池パックを作って売る。自社の無線バッテリー管理システムと組み合わせ、パックの状態を常時見られるようにした点を売りにしている。
大口の運送・物流会社がフォークリフトの購入を先送りすると、電池の注文もそのまま後ろへずれる。金利や関税の不透明さがその判断を鈍らせやすく、内部統制の不備の是正も残った課題になっている。
限られた資金の中で黒字にすることを当面の最優先に置き、部材の調達先の見直しと粗利率の改善に手を入れている。UL認証やOEMの承認を取り続けることも、事業を回すうえでの前提になっている。
重くて充電に時間のかかる鉛電池からリチウムへの置き換えが、どこまで進むかに懸かる。倉庫や物流施設の設備投資が活発かどうかで、入ってくる注文の量も変わる。
この会社をどう読むか
Flux Power Holdings が向き合っている相手は、倉庫の片隅にある古い鉛電池だ。フォークリフトや空港の地上支援機材に積む電源を、重くて充電に時間のかかる鉛からリチウムへ置き換えることを商売にしている。
ただの電池メーカーと違うのは、無線の管理システムを載せてパックの状態を常時見られるようにした点で、その周辺の技術で特許を2件持つ。それでもリチウムは初期費用が高く、大口の顧客がフォークリフトの購入を先送りすれば注文もそのまま止まる。黒字化はまだ道半ばにある。
バランスシート (要約)
資産 $24M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3M(11%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
- 現金・現金同等物$300K
- 他の流動資産$20M
- 固定資産$3M
- 流動負債$20M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $42M
- 売上成長率
- −36.6%
- 粗利率
- 30.2%
- 営業利益率
- −15.4%
- 純利益率
- −17.7%
- ROE
- −291.2%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$6M
- フリーCF
- −$6M
- 営業CFマージン
- −14.0%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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