
FLY
Firefly Aerospace小型のロケットから月への着陸船までを自前で手がけ、民間として月面への着陸を成功させた実績が最大の強み。打ち上げと月探査の両方を持つ新興は少なく、政府の探査計画に食い込んでいる。防衛向けの安定収入も得た、宇宙の打ち上げと月探査に挑む数少ない新興企業の立ち位置にいる。
小型の衛星を宇宙へ運ぶ自前のロケットの打ち上げと、月面へ機材を届ける着陸船の事業が収益の柱。米航空宇宙局や軍、商業の顧客から打ち上げと月探査の契約を受ける。中型のロケットや、防衛向けの仕組みも育てている。買収で安定した政府向けの収入も加えた。打ち上げや着陸の受注と、その成功で次の契約をつなぐ構造になっている。
ロケットの打ち上げや月への着陸は失敗のリスクが常に伴い、一度の事故が信頼と受注を大きく損なう。政府の宇宙予算が削られれば、需要の前提が崩れる。開発と量産には多額の資金が要り、黒字化までは赤字が続いて増資が重なる。巨大な先行企業や他の新興との競争も激しい。
配当を出さず、上場で得た資金と支援を、ロケットと着陸船の開発、量産の立ち上げに集中投下する経営。打ち上げの成功を重ねて次の契約につなぐことを最優先に置く。買収で得た政府向けの安定収入を、赤字事業の支えに使う方針が特徴になっている。
政府の宇宙予算と、打ち上げの成功率、量産の立ち上げに依存する。米航空宇宙局や軍の宇宙への予算が続くか、ロケットや着陸船の打ち上げを高い成功率で重ねられるか、機体の量産を計画どおり立ち上げられるか、そして競合がひしめく打ち上げ市場で受注を取れるかが、株価を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $1.8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.2B(65%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約3年分
- 現金・現金同等物$793M
- 他の流動資産$170M
- 固定資産$862M
- 流動負債$214M
- 長期借入金$281M
- 短期借入金$7M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $160M
- 売上成長率
- 163.0%
- 粗利率
- 19.2%
- 営業利益率
- −163.1%
- 純利益率
- −186.6%
- ROE
- −25.1%
- ROIC
- −14.0%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$205M
- フリーCF
- −$238M
- 営業CFマージン
- −128.2%
- 現金ランウェイ
- 約3年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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