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強み

留学や医療という、金額が大きく手続きの複雑な国際決済に的を絞り、業界ごとの請求や入金のソフトと一体で提供する点が最大の強み。汎用の決済会社が浅く扱う複雑な手続きを深く担うため、いったん組み込まれると外されにくい。国境をまたぐ大口の支払いに特化した、決済の専門家の立ち位置にいる。

成長ドライバー

海外の大学に払う留学の学費、海外で受ける医療費、宿泊や企業間の大口の支払いといった、国境をまたぐ複雑な決済に特化し、その手数料と通貨を換える際の差益が収益の柱。留学生や患者が母国の通貨で払い、受け取る側へ現地の通貨で届ける。あわせて、大学や病院向けに請求や入金を管理するソフトも提供する。決済の量と業界向けのソフトで稼ぐ構造になっている。

リスク

留学ビザの規制が強まり留学生が減れば、太い柱の学費の決済が細る。巨大な汎用の決済会社が、留学や医療の分野に本腰を入れれば競争が激しくなる。通貨を換える際の差益が競争で圧縮されることもある。大学が自前で決済を内製化すれば取引を失う。買収を重ねた事業の統合のもたつきも重荷になる。

経営の癖

配当を出さず、現金を業界ソフトの強化と買収による分野の拡大、自社株買いに充てる経営。留学と医療を中核に保ちつつ、旅行や企業間の決済へ横展開する。買収で分野を埋め、繰り返し入るソフトの収益の比率を高める方針が特徴になっている。

読みの軸

留学と医療の決済量と、業界ソフトの浸透、規制に依存する。米国や英国、豪州への留学生の数が決済の量を支えるか、病院や大学が業界向けのソフトを使い続けるか、買収で旅行や企業間の分野へ広げられるか、そして留学ビザの政策や汎用の決済大手との競争に耐えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。

バランスシート (要約)

資産 $1.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $835M(67%)。

財務状態スコア
B+概ね良好

開示から読める範囲ではおおむね健全

資産 (合計)
$1.3B前期比 +11.7%
2,093位 / 4,281社
  • 現金・現金同等物$330M
  • 他の流動資産$272M
  • 固定資産$651M
負債 (合計)
$418M前期比 +35.9%
2,308位 / 4,239社
  • 流動負債$402M
純資産
$835M前期比 +2.5%
1,534位 / 4,239社
自己資本比率の推移
2021
75%
2022
71%
2023
73%
2024
73%
2025
67%

この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。

収益性 (TTM)

売上高
$623M
1,803位 / 3,391社
売上成長率
26.6%
粗利率
—
営業利益率
1.8%
純利益率
2.2%
ROE
1.6%
ROIC
—
売上の5年推移

キャッシュフロー (TTM)

営業CF
$100M
1,719位 / 4,104社
フリーCF
$99M
1,258位 / 3,300社
営業CFマージン
16.1%
現金燃焼
なし(CFは流入)
フリーCFの5年推移

配当

無配

配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。

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文・sodate 編集部最終更新 出典: SEC EDGAR — Flywire の提出書類
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