FLYX
flyExclusive機種をCitation系列とHondaJet、Challenger 350にあえて絞り、整備や運航のノウハウを一本化する垂直統合を志向する。2015年に2機だった編隊を10年で82機まで増やし、出発便数で全米3位に育てた。
機体の一部の持ち分を売る分数所有と、必要な時だけ使うチャーター、年会費で優先利用できる会員制を組み合わせて売る。Cessna Citationを中心にHondaJetやChallenger 350まで、機種を絞り込んだ82機を自前の整備網で回している。
景気が悪化すれば富裕層の自家用ジェット需要はまず細る。分数所有の利益は契約期間にわたって少しずつ計上する仕組みのため、稼働が落ちても費用は先に重くのしかかる。
機種を絞った垂直統合の運航体制を軸に、Jet.AIとの合併で規模と資金基盤を広げようとする。分数所有と会員制の両輪で稼働率を安定させる方針を取る。
富裕層と企業の自家用ジェット需要、82機の稼働率、そしてJet.AIとの合併が閉じるかどうかが効く。燃料費と人件費、機体を増やすために背負った借入の返済も採算をじかに削る。
この会社をどう読むか
flyExclusiveは、2015年にわずか2機のジェットから始まった会社だ。10年で82機を自社保有・リースする編隊まで育ち、2025年上半期の出発便数では全米3位の自家用ジェット運航会社になった。
稼ぐ柱は、機体の持ち分を売る分数所有と、必要な時だけのチャーター、会員制の三本立て。Citation系列を軸に機種を絞り込むことで整備と運航を一本化してきたが、いまはJet.AI, Inc.との合併を控え、規模拡大の次の一手を進めている最中だ。
バランスシート (要約)
資産 $440M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。営業利益が支払利息に届いていない、自由に使える現金は流出している
- 現金・現金同等物$29M
- 他の流動資産$45M
- 固定資産$366M
- 流動負債$270M
- 長期借入金$109M
- 短期借入金$9M
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)・FCF/有利子負債 (自由に使える現金で借金の何割を1年で返せるか)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $376M
- 売上成長率
- 14.9%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −12.6%
- 純利益率
- −4.7%
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $7M
- フリーCF
- −$24M
- 営業CFマージン
- 1.8%
- 現金ランウェイ
- 約1年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
FLYX の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…