安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
百六十年の歴史を持ち、とうもろこしや大豆の大規模な農家への農業融資に強い点が最大の特徴。これに、損害保険と資産運用という手数料の事業を併せ持ち、収入を分散する。同業の買収を重ねて着実に規模を広げてきた。一般の地方銀行とは異なる、農業融資と手数料の三つの軸を持つ地域金融の立ち位置にいる。
イリノイ州中部を中心に、ミズーリなど周辺の中西部で、個人や中小企業から預金を集め、それを融資に回して利ざやを得るのが事業の柱。特徴は、とうもろこしや大豆を作る大規模な農家への農業融資に強い点にある。これに加え、損害保険の代理店や、富裕層向けの資産運用、信託の事業も併せ持ち、手数料の収入を得る。同業の買収を重ねて地盤を広げてきた。預金と貸出の金利差に手数料を加えて稼ぐ構造になっている。
とうもろこしや大豆の価格が低迷すれば、地盤の農業の経済が冷え、農業融資の貸し倒れが増える弱点を抱える。商業用の不動産や事業の融資の悪化も損失を招く。金利の急な低下は利ざやを縮める。中西部の数多くの地方銀行との競争も激しい。買収を重ねた統合がうまくいかない恐れもある。地域への集中ゆえの偏りも持つ。
配当を長く出し増やし続けながら、銀行と農業融資、保険、資産運用の事業を中西部で堅実に回す経営。経営陣が長く率い、同業の買収を重ねて地盤を広げる。農業の景気の波に備えつつ、金利に左右されにくい手数料の事業も育てて、着実に成長を積み上げる方針が特徴になっている。
中西部経済と、農業、金利に依存する。地盤とする中西部の経済と、とうもろこしや大豆の農業の景気が、預金と融資の伸びを支えるか、金利の水準が利ざやに有利に働くか、保険や資産運用の手数料の事業が安定して収入を生むか、そして買収した事業をうまく束ねられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $8B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $959M(12%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
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