FND
Floor & Decor Holdings床材という一点に絞った圧倒的な品揃えと、産地直仕入れの価格競争力が最大の強み。総合ホームセンターでは持てない在庫の深さが、プロの施工業者を固定客にする。住宅市況の谷でも出店を続けて店舗網を仕込み、市況の回復局面で既存店と新店の両輪が回る成長小売の立ち位置にいる。
タイルや天然木、ラミネートといった床材と施工用品だけを扱う、倉庫型の大型専門店の販売が収益の柱。産地から直接仕入れて中間業者を省き、豊富な在庫を低価格で並べる。客の半分近くは施工業者(プロ)で、リフォームの現場を支える。床材の専門特化と直仕入れの安さで稼ぐ構造になっている。
金利上昇で住宅取引が凍りつくと、引っ越しに伴う床の張り替え需要が細り、既存店の売上が落ちる。住宅市況への感応度が高いのが最大の弱みだ。輸入床材への関税や海上運賃の上昇は仕入れコストを直撃する。出店ペースが鈍ると、成長株としての評価も剥げやすい。
配当を出さず、利益を新規出店と、プロ顧客向けサービスの強化、直仕入れ網の拡充に振り向ける成長志向の経営。住宅市況の波を出店の継続で乗り越え、市況の回復時に店舗網の仕込みが利益として開花する、長期目線の拡大方針が特徴になっている。
住宅のリフォーム需要と、住宅取引、出店の継続、プロ顧客の確保に依存する。中古住宅の売買が活発で床の張り替え需要が出るか、金利がリフォーム意欲にどう影響するか、新店を採算よく開け続けられるか、そして施工業者の固定客を増やせるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $5.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.4B(44%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
- 現金・現金同等物$249M
- 他の流動資産$1.3B
- 固定資産$3.9B
- 流動負債$1.2B
- 長期借入金$194M
- 短期借入金$3M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $4.7B
- 売上成長率
- 5.1%
- 粗利率
- 43.6%
- 営業利益率
- 5.8%
- 純利益率
- 4.5%
- ROE
- 8.7%
- ROIC
- 8.2%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $382M
- フリーCF
- $64M
- 営業CFマージン
- 8.2%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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