FNKO
Funko大きな頭が特徴の、人気キャラクターの収集用の人形に特化し、千を超える作品の権利を束ねる点が最大の特徴。装身具や映画のポスターの事業も統合する。おもちゃの大手や、他の収集品の競合とは異なり、独特の人形のブランドと、膨大な作品の権利を組み合わせる。おもちゃの大手とは異なる、看板の人形と数多くの作品の権利に特化した小型の収集品の会社の立ち位置にいる。
大きな頭が特徴の、人気キャラクターの収集用の人形を中心とした、大衆文化の収集品を作って売るのが事業の柱。映画やアニメ、スポーツ、ゲームなど千を超える作品の権利を得て、看板の人形のブランドを束ねる。これに加え、装身具やかばんのブランドや、買収で得た映画のポスターの事業も持つ。自社のネットや、大手の量販店、ネット通販、趣味の専門店を通じて売る。これらの収集品の販売で稼ぐ構造になっている。
看板の人形のブームの鈍りと、収集の市場の飽和が弱点になる。若い世代の関心の移ろいもある。おもちゃへの中国の関税の拡大が、製造の費用を圧迫する。おもちゃや収集品の大手との争奪も激しい。作品の権利の使用料の上昇や、在庫の過剰による評価損の再燃もある。特需のピークの後の、評価の調整も逆風になる。
配当を出さず、事業の再編と成長への投資を進める立て直し期の経営。おもちゃやゲームの業界の出身の経営者が率いる。看板の人形の運営と、装身具や映画のポスターの事業の拡大、在庫の正常化、作品の権利の管理、中国の関税への対応を進める。特需のピークの後の在庫の正常化と立て直しが、運営の中核になっている。
収集品の需要と、作品の権利、小売の棚に依存する。看板の人形の販売と、千を超える作品の権利の継続が保たれるか、装身具や映画のポスターの事業が伸びるか、新作の映画やアニメ、ゲームの流行に連動できるか、大手の量販店やネット通販の棚を取れるか、そして海外の製造の費用や関税をこなせるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $685M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $186M(27%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年分
- 現金・現金同等物$42M
- 他の流動資産$248M
- 固定資産$395M
- 流動負債$244M
- 長期借入金$202M
- 短期借入金$23M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $908M
- 売上成長率
- −13.5%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −5.0%
- 純利益率
- −7.4%
- ROE
- −36.3%
- ROIC
- −8.8%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$5M
- フリーCF
- −$38M
- 営業CFマージン
- −0.6%
- 現金ランウェイ
- 約1年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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