
FORM
FormFactorチップの検査に欠かせない探針カードという専門分野で高いシェアを持ち、微細化・高性能化する半導体に対応した検査技術を蓄積している点が強み。新しいチップが出るたびに専用の探針カードが必要になり、繰り返し需要が生まれる。半導体の検査工程に欠かせない供給元として、技術で先行する立ち位置にいる。
半導体のチップが、切り分ける前のウエハーの段階で正しく動くかを検査するための「プローブカード」(無数の細い探針で回路に触れて電気的に試験する部品)の販売が収益の柱。チップの種類ごとに専用の探針カードが必要で、半導体メーカーが量産前の検査に使う。これに、検査関連の装置やサービスが加わる。半導体の検査工程を支えて稼ぐ構造になっている。
半導体市場が需要の谷に入ると、生産が減って探針カードの需要も落ち込む。半導体は好不況の波が大きく、業績が振れやすい。特定の大口顧客への依存や、技術の世代交代への対応の遅れ、競合との競争も、収益の重しになりうる。半導体の生産サイクルに業績が大きく左右される構造を持つ。
配当を出さず、利益を検査技術の開発と、微細化・高性能化への対応、生産能力の拡大に振り向ける経営。半導体の好不況の波で振れる需要に対し、新しいチップごとに生まれる探針カードの繰り返し需要を取り込み、検査技術で先行を保って稼ぐ力を高める方針が特徴になっている。
半導体の生産と、検査の需要、新しいチップの登場に依存する。半導体の生産が活発で検査の需要が増えるか、新しい種類のチップが出るたびに専用の探針カードが必要になるか、微細化や高性能化に対応した検査技術を保てるか、そして主要な半導体メーカーとの取引を維持できるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $1.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1B(85%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$103M
- 他の流動資産$454M
- 固定資産$667M
- 流動負債$124M
- 長期借入金$11M
- 短期借入金$1M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $785M
- 売上成長率
- 2.8%
- 粗利率
- 39.3%
- 営業利益率
- 7.3%
- 純利益率
- 6.9%
- ROE
- 5.3%
- ROIC
- 4.3%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $115M
- フリーCF
- $12M
- 営業CFマージン
- 14.7%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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