FOXF
Fox Factory Holding自転車や悪路の車の愛好家に強く支持される高性能な懸架装置の看板のブランドと、連続した買収で悪路の車、自転車、スポーツ用品まで広げた多角化が最大の特徴。趣味の領域で確かな地位を持つ。懸架装置の専門の競合とは異なる、看板のブランドと多角化を強みにする、高性能の部品とスポーツ用品の会社の立ち位置にいる。
衝撃を吸収する高性能の懸架装置を作り、売るのが事業の柱。柱は三つで、悪路を走るピックアップやバギーといった、力のある車向けの純正や後付けの部品、自転車向けの高性能な懸架装置、そして買収で取り込んだ野球やソフトボールのバットなどのスポーツ用品からなる。看板のブランドは、自転車や悪路の車の愛好家に強く支持される。連続した買収で事業を多角に広げてきた。これらの部品とスポーツ用品の販売で稼ぐ構造になっている。
趣味や裁量の消費は景気に敏感で、不況やガソリンの高騰で悪路の車や自転車の需要が冷える弱点を抱える。感染症の時期に膨らんだ自転車の需要の反動で、在庫が過剰になった経緯もある。純正の採用先の車種の世代交代もリスクになる。買収したスポーツ用品の統合の費用が膨らむ恐れもある。懸架装置の専門の競合との争いも激しい。
配当を出さず、現金を買収と成長への投資、自社株買いに充てる経営。看板の懸架装置のブランドを軸に、悪路の車や自転車、スポーツ用品へ連続した買収で多角化を進める。趣味や裁量の消費の波に向き合いつつ、買収した事業の統合と、純正の採用の拡大を重んじる方針が特徴になっている。
趣味の消費と、純正の採用、買収の統合に依存する。悪路の車や自転車、スポーツといった趣味や裁量の消費が活発か、ピックアップなどの自動車メーカーが純正の部品として採用し続けるか、買収したスポーツ用品の事業をうまく束ねられるか、そしてガソリンの価格や金利が趣味の車の需要に与える影響に耐えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $1.7B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $670M(40%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$58M
- 他の流動資産$688M
- 固定資産$926M
- 流動負債$260M
- 長期借入金$497M
- 短期借入金$27M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1.5B
- 売上成長率
- 5.3%
- 粗利率
- 30.2%
- 営業利益率
- −35.6%
- 純利益率
- −37.1%
- ROE
- −81.3%
- ROIC
- −34.6%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $61M
- フリーCF
- $27M
- 営業CFマージン
- 4.2%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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