FRGT
Freight Technologies守備範囲をUSMCA地域の国境越え輸送に絞り、荷主向けのアプリと現地の運行網を自前で両方持つ。2024年には海上コンテナの予約まで広げ、陸路の会社から海路にも足を掛けた。
看板のFr8Appが荷物を運びたい荷主とトラックを持つ運び手を突き合わせ、成約ごとに手数料を取る。小口貨物のFr8Now、車両を専属で押さえるFr8Fleet、海上コンテナ予約のWaavely、運行管理ソフトのFleet Rocketがそこに連なる。
米国がメキシコ製品への関税を引き上げれば、生産の近場移転という追い風がそのまま逆風に変わる。ペソが急落すればメキシコ側の商いが縮み、大手物流との価格競争も利幅を削る。
2023年3月と2024年2月に10対1、同年9月には25対1と、短い間に3度の株式併合を重ねてきた。増資でつないだ現金を開発に回しながら、近場への生産移転が実際の荷物になるのを待つ形が続く。
商いの量は米国とメキシコの間を行き来する貨物次第で、関税や通商政策が変われば数字はすぐ振れる。赤字が続く中でのつなぎ資金の確保も欠かせない。
この会社をどう読むか
Freight Technologiesは荷主とトラック会社をアプリで結ぶ貨物版の配車サービスに見えるが、中身は5つのアプリが積み重なった会社だ。中心のFr8Appが国境をまたぐ長距離を扱い、そこへ小口貨物、専属車両、海上コンテナ、運行管理ソフトが後から加わった。
米国企業が生産をメキシコへ近づける流れを商機と見て手を広げてきたが、赤字を埋める増資と株式併合で発行済み株式数は膨らみ続けている。追い風の大きさより、現金が先に尽きないかを見ておく必要がある。
バランスシート (要約)
資産 $6M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。本業から入る現金もマイナスで、増資や資金繰りに注意
- 現金・現金同等物$204K
- 他の流動資産$5M
- 固定資産$641K
- 流動負債$6M
- 短期借入金$3M
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $14M
- 売上成長率
- −19.5%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −47.3%
- 純利益率
- −40.8%
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$4M
- フリーCF
- −$4M
- 営業CFマージン
- −30.6%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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