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強み

物流の倉庫の賃貸、採石の鉱区の使用料、複合用途の開発という、性格の異なる三つの軸を併せ持つ点が最大の特徴。輸送の会社から分離して独立した経緯を持ち、創業家が支配する。一つの分野に賭けない。骨材の大手や、物流の不動産投資法人、鉱業の使用料の会社とは異なる、三つの軸を統合し創業家が支配する小型の不動産の会社の立ち位置にいる。

成長ドライバー

三つの分野の不動産を運営するのが事業の柱。一つは、倉庫やオフィスなどの物件を保有して賃貸する事業。もう一つは、砂や砂利、砕石といった骨材を採る採石場の鉱区を保有し、骨材の会社にその鉱区を貸して使用料を得る事業。三つ目は、住宅やオフィス、小売を組み合わせた複合用途の開発を、共同で進める事業。輸送の会社から分離して独立した経緯を持つ。賃料と採石の使用料、開発の収入で稼ぐ構造になっている。

リスク

物流の倉庫の過剰な供給や、ネット通販の成長の鈍りは、賃料を圧迫する弱点になる。骨材の需要は景気に連動し、インフラの予算が減れば使用料も細る。複合用途の開発を進めるワシントン近郊のオフィスは、在宅勤務の影響を受ける。骨材の大手の生産への依存もある。物流の不動産投資法人の大手との競争もある。創業家の支配する小さな規模ゆえの劣勢もある。

経営の癖

配当を出さず、資本の配分と再投資、借入の管理を重んじる経営。創業家が会長と経営陣を占めて支配する。輸送の会社から分離して独立した経緯を継ぎ、物流の倉庫と採石の使用料、複合用途の開発の三つの軸を運営する。一つの分野に偏らない多角的な構えと、独立の維持を軸に進める、小型の不動産の会社の運営になっている。

読みの軸

倉庫の需要と、骨材の生産、インフラ投資に依存する。物流の倉庫の賃貸の需要や、宅配の最終の区間の物流の需要が保たれるか、採石場の鉱区から使用料を生む骨材の生産が活発か、道路などのインフラへの支出が骨材の需要を支えるか、そして複合用途の開発が進むかが、業績を左右する大きな前提になる。

バランスシート (要約)

資産 $735M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $429M(58%)。

財務状態スコア
B投資先行

本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階

資産 (合計)
$735M前期比 +0.9%
2,403位 / 4,281社
  • 現金・現金同等物$105M
負債 (合計)
$307M前期比 +0.4%
2,465位 / 4,239社
  • 長期借入金$193M
純資産
$429M前期比 +1.3%
1,986位 / 4,239社
自己資本比率の推移
2021
58%
2022
58%
2023
58%
2024
58%
2025
58%

この判定で見た指標: 自己資本比率・D/E。在庫や売掛を持たない賃貸業のため流動比率は判定に使わず、借入の重さは同業の D/E の中央値と比べています。

収益性 (TTM)

売上高
$43M
2,731位 / 3,391社
売上成長率
2.6%
粗利率
—
営業利益率
16.4%
純利益率
7.8%
ROE
0.8%
ROIC
0.9%
売上の5年推移

キャッシュフロー (TTM)

営業CF
$30M
2,158位 / 4,104社
フリーCF
−$21M
2,583位 / 3,300社
営業CFマージン
69.3%
現金ランウェイ
約5年
フリーCFの5年推移

配当

無配

配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。

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文・sodate 編集部最終更新 出典: SEC EDGAR — FRP Holdings の提出書類
sodate は米国株を推奨するためのサイトではありません。情報は参考値を含み、投資判断はご自身の責任で行ってください。