まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
米国の南部や南西部という、人口や雇用が伸びる地域に絞り、立地のよい上質なオフィスビルを持つ点が最大の特徴。とはいえ、オフィスの需要の揺らぎに直面する。幅広い用途の不動産投資信託とは異なる、南部のオフィスに特化した立て直し途上の不動産投資信託の立ち位置にいる。
上質なオフィスビルを持ち、貸して賃料を得るのが事業の柱。米国の南部や南西部の、人口や雇用が伸びる主要都市で、立地のよい上質なオフィスビルを保有し、企業に貸して賃料を受け取る。在宅勤務の広がりでオフィスの需要が揺らぐなか、空室を埋め、賃料を保つことに努める。近年は、物件を売って借金を返し、財務を立て直すことを進める。これらのオフィスの賃貸と物件の売却で稼ぐ構造になっている。
在宅勤務の定着で、オフィスの需要が構造的に細る弱点を抱える。空室が増えれば、賃料の収入が落ち、物件の価値も下がる。借金を返すための物件の売却が、買い手不足や安値でしか進まないこともある。金利の高止まりは、借金の負担と物件の価値を同時に圧迫する。オフィスという一つの用途に偏るため、その不振が直に響く。配当の余力も細る。
配当を続けつつ、物件の売却と財務の立て直しを優先する不動産投資信託の経営。現在の経営者が率いる。オフィスの賃貸と、空室の解消、物件の売却による借金の返済、配当の維持を進める。南部のオフィスへの特化と、財務の立て直しが、運営の中核になっている。
オフィスの需要と、賃料、物件の売却に依存する。在宅勤務の広がりのなかオフィスの需要を保ち空室を埋められるか、賃料を保てるか、物件を適切な値で売って借金を返せるか、そして金利の高止まりのなか財務の立て直しを進められるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $893M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $607M(68%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
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