GANX
Gain Therapeutics多くの薬が結合する活性部位ではなく、表面にある別のポケット(アロステリック部位)を探して働きを整える。標的の選び方そのものが他社と分かれている。
承認薬も製品売上もなく、収入は提携や研究協力による受取金に限られる。主力候補GT-02287は、酵素グルコセレブロシダーゼの働きを脳の中で立て直すことを狙う経口薬だ。
パーキンソン病の新薬は成功率が低く、健康な人で安全性が確認できても患者で効くとは限らない。承認までの年月は長く、その間は現金が出続ける。
自社で薬を売る体制は持たず、臨床試験の遂行とMagellanで見つけた標的の実証に資源を絞っている。
GT-02287が患者で安全性と効き目を示せるか、Magellanが見つけた結合部位が実際に薬として機能するか。そして次の試験段階まで資金をつなげられるかにかかる。
この会社をどう読むか
Gain Therapeuticsが他の臨床段階バイオと分かれるのは、薬の狙いどころだ。たんぱく質の正面玄関にあたる活性部位ではなく、表面の隠れたポケットを探して働きを整える設計思想を取る。
主力候補GT-02287は、2024年9月にオーストラリアで健康な成人72人を対象にした第1相試験の結果を公表した。いまはGBA1変異の有無を問わないパーキンソン病患者を対象に第1b相を進めており、患者で効くかどうかの答えはこれから出る。
バランスシート (要約)
資産 $23M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $19M(81%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
- 現金・現金同等物$21M
- 他の流動資産$1M
- 固定資産$582K
- 流動負債$3M
- 長期借入金$300K
- 短期借入金$101K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −108.6%
- ROIC
- −77.9%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$18M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
GANX の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…