景気敏感な事業で、配当も出す会社
鉄道貨車という、長期で使われ更新需要も生まれる資産を多数保有し、長期契約で安定した賃料を得られる点が強み。貨車の整備網と、需要に応じて車種を入れ替える運用の力を持つ。荷主にとっては車両を保有せず借りられる利点があり、長年にわたり配当を増やしてきた、車両リースの専門会社の立ち位置にいる。
化学品や石油、農産物などを運ぶ鉄道の貨車を多数保有し、荷主や鉄道会社に長期で貸し出す賃料が収益の柱。自社で貨車を購入・保有し、整備も担いながら、契約期間に応じた賃料を得る。北米を中心に、欧州やインドにも展開する。これに、航空機エンジンのリースなどが加わる。車両という資産を貸して、安定した賃料で稼ぐ構造になっている。
景気後退で鉄道貨物の輸送が鈍ると、貨車の稼働率や賃料が下がる。多数の貨車を保有するため借入が重く、金利の上昇は調達コストを押し上げる。中古車両の相場の下落や、特定の産業向けの貨車の需要の偏り、整備コストの上昇も、収益の重しになりうる。貨物需要と金利に業績が左右される面を持つ。
配当を長年増やしつつ、貨車への投資と、稼働率・賃料の維持、車両の効率的な入れ替えに力を入れる経営。長期契約の賃料という安定した収入を土台に、貨物需要に応じて車両を運用し、中古車両の売却も含めて資産を効率よく回しながら、長年の増配を続ける方針が特徴になっている。
貨車の稼働率と、賃料、貨物輸送の需要、中古車両の価格に依存する。鉄道貨物の輸送が活発で貨車の需要が強いか、貨車を高い稼働率で貸せるか、賃料を保てるか、そして新しい貨車への投資と、役目を終えた車両の売却を採算よく回せるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $18B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.8B(15%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
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