Glacier Bancorp は、モンタナなど米山岳部の地方銀行を、地元ブランドを残したまま束ねる銀行グループだ。
最大の強みは、買収した銀行の地元ブランドと経営をあえて残す「ゆるやかな連邦型」の運営にある。地域の顔を保つことで顧客と人材をつなぎとめ、本部の規模で資金とコストを支える。人口が流入する山岳部という成長地盤で、小さな銀行の受け皿として買収を重ねてきた。一方で景気後退で融資先が悪化すると貸し倒れが増え、観光地や商業用の不動産融資は市況の悪化で焦げ付きやすい。金利の急変や信用不安、統合の失敗も重しだ。GBCI を読むときは、山岳部の景気と金利、貸し倒れと買収の継続を軸に見るとよい。
