GCM Grosvenor は、年金などの機関投資家に代わって、未公開株やインフラなどに投資する代替投資の運用会社だ。
最大の強みは、顧客ごとに専用の運用を組む設計を半世紀にわたり手がけてきた先駆けの蓄積と、機関投資家それぞれの要望に細かく応える姿勢にある。一方で機関投資家が代替投資への配分を絞れば預かり資産と報酬が細り、未公開株や不動産の売却が滞れば成功報酬が遠のく。巨大な大手との競争や創業家支配への懸念も弱みになる。GCMG を読むときは、機関投資家の配分と預かり資産の伸び、運用成績を軸に見るとよい。

