配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
配信での通販や人工知能の作り物の人間といった事業を残しつつ、大量のビットコインを手元に抱える戦略へ大きく傾いた点が最大の特徴。地に足のついた本業に賭ける会社とは異なる。ビットコインの保有へ傾いた中国系の超小型の会社の立ち位置にいる。
配信や人工知能の事業と、暗号資産の保有の二本柱に転じた会社だ。もとは、中国の人気の動画の場で、影響力のある配信者が生放送をしながら品物を売る通販を仲立ちし、人工知能で作る動画や作り物の人間の制作も手がけてきた。しかし今は、買収を通じて大量のビットコインを手元に抱え、長く持つ資産の中心に据える戦略へ大きく傾く。手持ちの一部を売って自社の株を買い戻す動きも見せる。これらの暗号資産の保有を中心に、配信や人工知能の事業を残す構造を描く。
手元に抱えるビットコインの相場が急落すれば、会社の値打ちが一気にしぼむ弱点を抱える。もとの配信や人工知能の事業は小さく、稼ぎの支えになりにくい。中国の本土の事業を、間に挟んだ仕組みで米国の上場会社に結ぶ構えは、規制で揺らぎやすい。何度も事業を乗り換えてきた経緯があり、信頼に乏しい。株式の併合や増資を繰り返して持ち分が大きく薄まる。上場の維持も危うく、投機の色が極めて濃い。
配当を出さず、ビットコインの保有と現金の温存を優先する経営。中国系の経営者が率いる。何度も事業を乗り換えた末に、ビットコインの保有と、配信や人工知能の事業の運営、中国の本土の事業を束ねる仕組みの維持、株式の併合や増資による資金の管理を進める。暗号資産の保有への傾斜が、運営の中核になっている。投機の色が極めて濃い。
暗号資産の相場と、配信の事業、規制に依存する。手元に抱えるビットコインの相場が上がるか、もとの配信での通販や人工知能の事業が稼ぎを保てるか、中国の本土の事業を米国の上場で束ねる複雑な仕組みを保てるか、そして暗号資産や米中を巡る規制の荒波をしのげるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $670M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $668M(100%)。
借金と支払い余力は並の水準。大きな不安はない
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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