GEG
Great Elm Group運用報酬を受け取るだけでなく、自らも出資者としてファンドの持分を持つ。上場のBDCと非公開の不動産ファンドを同時に抱える運用会社は、そう多くない。
子会社が二つのファンドを運用し、預かった資産の規模に応じた報酬を受け取る。自らもそのファンドに出資しているため、持分の値上がりや配当も収入に加わる。
運用資産の規模がまだ小さく、大手に比べて新規資金を集める力で見劣りする。市場が冷え込むと運用報酬と自ら持つ持分の評価が同時に下がり、しかも収益源が少数のファンドに集中している。
二つの運用先の資産を増やすことに手を集中させ、外部から資金を呼び込みつつ、自らの持分も併せて積み増している。
運用する資産の規模をどれだけ増やせるかが報酬の伸びを決め、金融市場や不動産市場の地合いが自ら保有する持分の評価に直結する。運用会社としての実績を示せるかどうかが、外部からの新規資金を呼び込めるかを分ける。
この会社をどう読むか
NASDAQに上場する企業向け融資ファンドと、非公開の産業用不動産ファンド。Great Elm Groupはこの性格の違う二つの器を子会社に運用させ、その手数料で食べている会社だ。
報酬は預かった資産の規模で決まるが、自らも出資者として持分を持っているため、収入は二重になる。裏返せば市場が冷え込んだとき両方が同時に痛むということで、規模の小さい運用会社にはこたえる。
バランスシート (要約)
資産 $114M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $41M(36%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$53M
- 他の流動資産$46M
- 固定資産$14M
- 流動負債$8M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $28M
- 売上成長率
- 70.2%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −50.4%
- 純利益率
- —
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $16M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 56.4%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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