高い利益率と資本効率。値上げ力のある独占的な会社
ノートンなど長年親しまれた個人向けセキュリティのブランドと、世界中の利用者基盤が強み。一度契約すると自動更新で使い続けられ、安定した継続課金を生む。ウイルス対策から個人情報・詐欺対策へ広げ、ネットの脅威が増える時代の個人の不安を取り込める立ち位置にいる。
個人向けのウイルス対策ソフトや、個人情報の保護、なりすまし・詐欺対策のサービスの月額・年額の利用料が収益の柱。ノートンやアバストなど複数の有名ブランドを抱える。一度契約すると自動更新で使い続けられることが多く、世界中の個人利用者から継続課金を積み上げる構造になっている。
景気後退で個人が有料ソフトの契約を見直すと、解約が増える。パソコンに標準で付くセキュリティ機能の向上で、有料ソフトの必要性が薄れる長期の懸念もある。利用者の獲得費の増加や、買収に伴う重い借入の負担も、収益の重しになりうる。
配当を出しつつ、潤沢な継続収入を自社株買いと、個人情報・詐欺対策など新サービスへの投資に振り向ける経営。自動更新で安定した利用者基盤を土台に、新しい保護サービスを売り広げ、買収も使って事業を広げて稼ぐ力を保つ方針が特徴になっている。
個人のセキュリティへの関心と、契約の継続に依存する。ネットの脅威や詐欺の増加で需要が高まるか、利用者の解約を抑えて自動更新を保てるか、個人情報保護や詐欺対策といった新しいサービスを売り広げられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $15.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.6B(17%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
読み込み中…