GEO Group は、刑務所と移民収容施設の運営を政府から請け負う民営大手だ。
最大の強みは、収容施設という新設がほぼ不可能な資産を全米に持ち、執行強化の局面で即座に定員を提供できる希少性にある。電子監視の事業は施設を持たない成長の余地になる。一方で政権交代で民営施設の利用廃止が打ち出されれば契約の打ち切りが連鎖する前歴があり、政策の振り子がそのまま業績の振り子になる。人権を巡る訴訟と批判は資金調達と評判の重しで、借入の重さも負担になる。GEO を読むときは、移民執行の予算と契約の更新、稼働率を軸に見るとよい。

