GIC
Global Industrial Company自社のネット通販と、顧客に密着する営業員の網という二つの販売の道を併せ持ち、自社の独自ブランドで利益率を高める点が最大の特徴。単に安く売るのではなく、提案を加えて顧客をつなぐ。巨大なネット通販や大手の卸とは異なる、ネット通販と営業員の併用と自社ブランドで稼ぐ、産業用品の卸の立ち位置にいる。
工場や倉庫、公共の施設、店舗で使う、棚や台車、運搬の道具、補修や保守の用品を幅広く卸すのが事業の柱。販売の道は二つで、自社のネット通販のサイトと、顧客に密着して提案する営業員の網からなる。仕入れた商品に加え、自社で企画した独自ブランドの製品も扱い、利益率を高める。買収で品揃えと提案の力を広げてきた。産業用品の販売で稼ぐ構造になっている。
産業の活動や公共の予算は景気に左右され、補修や保守の支出が絞られると需要が細る弱点を抱える。巨大なネット通販や、規模で勝る大手の産業用品の卸が、価格と品揃えで攻め込む。米中の関税や、海外で作る商品の費用の上昇は採算を圧迫する。自社ブランドの差別化に失敗すれば、価格競争に巻き込まれる。規模で大手に劣る面もある。
配当を出しながら、自社の独自ブランドの拡大と、提案の力を高める買収を進める経営。ネット通販と営業員の二つの道を生かし、補修や保守という底堅い需要を取り込む。巨大なネット通販に対し、提案と自社ブランドで価格だけの競争を避けつつ、着実に稼ぐ方針が特徴になっている。
産業の需要と、自社ブランド、競争に依存する。工場や公共の施設、医療、卸売といった顧客の補修や保守の支出が保たれるか、自社の独自ブランドの採用を広げて利益率を高められるか、巨大なネット通販や大手の卸との競争に耐えられるか、そして買収した事業をうまく束ねられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $581M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $313M(54%)。
開示から読める範囲では借金は軽い
- 現金・現金同等物$68M
- 他の流動資産$329M
- 固定資産$184M
- 流動負債$179M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $1.4B
- 売上成長率
- 4.8%
- 粗利率
- 35.5%
- 営業利益率
- 7.1%
- 純利益率
- 5.2%
- ROE
- 23.0%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $78M
- フリーCF
- $75M
- 営業CFマージン
- 5.6%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $40M
- 配当性向
- 55.9%
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