景気敏感な事業で、配当も出す会社
三十を超える自社と許諾のブランドを束ね、コートからバッグまで幅広い品目を、百貨店という強い販路に届ける規模が最大の強み。五十年の歴史で築いた百貨店との関係を持つ。許諾頼みの体質から、買収した自社ブランドへ重心を移す転換の途上にあり、創業家が長期で経営する衣料メーカーの立ち位置にいる。
自社で持つブランドと、有名ファッションブランドから許諾を得たブランドを合わせて三十を超えて束ね、コートやワンピース、衣料、靴、バッグを企画し、アジアで作って百貨店や専門店に卸すのが収益の柱。創業家が長く経営する。かつては許諾ブランドが中心だったが、許諾の縮小を受け、買収した自社ブランドへ重心を移す転換を進めている。衣料の販売量で稼ぐ構造になっている。
主な販路の百貨店は客足が減る構造的な逆風にある。長年稼いできた有名ブランドの許諾が段階的に終わり、それを自社ブランドの成長で埋められなければ売上が細る。安価な海外の通販やファストファッションが市場を侵食する。アジアの縫製に頼るため、関税や為替、生産費の上昇も採算を圧迫する。
配当を出さず、現金を自社ブランドの育成と買収、自社株買いに充てる経営。縮小する許諾ブランドを、買収した自社ブランドの成長で埋める転換を最優先に置く。創業家が長く経営し、百貨店との関係を保ちながら自社ブランドへ軸を移す方針が特徴になっている。
百貨店の需要と、許諾から自社への移行、関税に依存する。主な販路の百貨店の客足が保たれるか、縮小する許諾ブランドを自社ブランドの成長で補えるか、アジアの縫製に頼る生産で関税や費用をこなせるか、そして安価な海外勢の侵食に耐えられるかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $2.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.8B(67%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
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