まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
目に埋め込む極めて小さな機器で、体への負担の少ない緑内障治療を切り開いた先行者という点が強み。従来の手術や点眼の課題を解決する低侵襲の治療を提供し、眼科医の支持を集める。緑内障だけでなく角膜の病気や薬を届ける機器へも広げ、目の治療という専門分野で技術を蓄積した立ち位置にいる。
緑内障(目の中の圧力が上がり視神経を傷める病気)を治療する、目に埋め込む極めて小さな機器(ステント)の販売が収益の柱。手術で目に埋め込み、眼圧を下げる。これに、角膜の病気を治す機器や、目に薬を持続的に届ける製品が加わる。従来の手術や点眼に代わる、低侵襲の治療を支える機器を売って稼ぐ構造になっている。
競合がより優れた治療機器を出すと、眼科医の採用を奪われる。保険の適用範囲や償還の条件が変わると、手術件数や採算に影響する。開発中の製品が臨床試験で失敗すると、成長の前提が揺らぐ。研究開発に多額を投じる段階のため利益が安定しにくく、特定の主力製品への依存も、収益の重しになりうる。
配当を出さず、利益を新製品の開発と、治療法の普及、適用する病気の拡大に振り向ける成長志向の経営。目に埋め込む低侵襲の治療機器という強みを生かし、眼科医に治療法を広めながら、緑内障から角膜や薬を届ける機器へと事業を広げて、次の柱を育てようとする方針が特徴になっている。
目の治療機器の採用と、手術件数、新製品の承認に依存する。眼科医がこの治療法を採用し手術件数が増えるか、保険適用を保てるか、開発中の機器や薬が承認されるか、そして競合に対し優位を保てるかが、業績を左右する大きな前提になる。治療法の普及と新製品が成長の土台になる。
資産 $893M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $656M(73%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約4年分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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