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Genworth Financial過半を握る住宅ローン保険子会社という、市場で値段のつく明確な資産が最大の強み。介護保険の値上げ認可を十年がかりで積み上げた実務の蓄積は、同じ重荷を持つ業界でも稀有になる。資産価値と負債の差に賭ける、解体価値型の銘柄という立ち位置にいる。
上場子会社として過半を持つ住宅ローン保険会社からの配当が、実質的な収益の柱になる。親会社側には、過去に売った長期介護保険と年金の巨大な契約群が残り、保険料の値上げ認可を積み重ねて収支の均衡を図る。子会社の安定配当で親の重荷を支え、余剰を自社株買いに回す構造になっている。
古い介護保険は加入者の長寿化と介護費の高騰で、引当の積み増しを迫られる火種であり続ける。住宅不況は子会社の配当という重要条件を細らせる。親会社単体の事業は乏しく、子会社の価値と介護の負債の差が株価の全てになる。値上げ認可の停滞は均衡の前提を崩す。
配当を出さず、子会社からの配当を自社株買いと介護保険の補強に振り向ける経営。新規の保険販売はほぼ止め、既存契約の管理と値上げ認可に集中する。介護の相談サービスなど身軽な新事業を慎重に試す方針が特徴になっている。
子会社の住宅ローン保険の健全さと、介護保険の値上げ認可、長寿と介護費の動向に依存する。住宅市場の安定が子会社の配当を支えるか、州当局が介護保険料の引き上げを認め続けるか、介護費の高騰と長寿化が想定を超えないか、そして新しい介護サービス事業が芽吹くかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $88.1B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $8.8B(10%)。
自己資本比率は同業の中央値を下回るが、極端に薄くはない
- 現金・現金同等物$2B
- 長期借入金$1.5B
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $7.3B
- 売上成長率
- 0.1%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 3.1%
- ROE
- 2.5%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $327M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 4.5%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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