
景気敏感な事業で、配当も出す会社
プロツアーでの使用率に裏打ちされたボールの圧倒的なブランド力が最大の強み。真剣にスコアを追うゴルファーほど道具を妥協せず、ボールという消耗品が繰り返し売れる。用具の性能規制が激しい革新を抑え、ブランドと信頼の積み上げが効く市場で、頂点の地位を守り続ける立ち位置にいる。
ゴルフボールとゴルフクラブ、シューズ、グローブ、ウェアの販売が収益の柱。とくにボールはプロツアーでの使用率が圧倒的なブランドを持ち、上達を目指す熱心なゴルファーに選ばれ続ける。ボールやグローブは消耗品で、繰り返し買われる。ゴルフ場やプロショップ、量販店を通じて世界で売る。ゴルフ用品の最高峰ブランドで稼ぐ構造になっている。
景気後退でゴルフという高額な趣味への支出が絞られると、クラブなど高単価品の販売が落ちる。ゴルフ人口の長期的な減少が再開すると、市場全体が縮む。競合ブランドのボールやクラブにシェアを奪われたり、天候不順でプレー回数が減ったりすることも、収益の重しになりうる。
配当と自社株買いで株主に還元しつつ、ボールとクラブの研究開発、ブランドの維持に力を入れる経営。熱心なゴルファーという離れにくい顧客層に絞り、消耗品の繰り返し需要と高単価のクラブを組み合わせ、ブランドの頂点を守りながら着実に稼ぐ方針が特徴になっている。
ゴルフ人口とプレー回数、熱心なゴルファーの支出に依存する。ゴルフの競技人口とラウンド数が保たれるか、ボールのブランド力とシェアを守れるか、クラブの新作が当たるか、そして原材料費や物流費を価格に転嫁できるかが、業績を左右する大きな前提になる。ゴルフ熱の持続が収益の土台になる。
資産 $2.3B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $784M(33%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
読み込み中…