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Gossamer Bio肺高血圧の承認薬は大半が飲み薬か注射で、吸い込む薬に絞った後期候補は数少ない。この一点集中が強みであり、試験結果ひとつで会社の値打ちが振れる脆さでもある。
承認薬をまだ持たず、売上と呼べる収入はほぼない。狙いは肺の血管が硬く狭くなる難病、肺動脈性肺高血圧で、2024年5月にイタリアのキエジと開発費も商業化も折半する契約を結び、資金の消耗を抑えている。
2026年2月の第3相PROSERAは、24週時点の6分間歩行距離で偽薬より13.3メートル良かったが、p値0.032は事前基準の0.025に届かなかった。効いてはいるが証明が足りないという際どい結末で、会社はもう一つの後期試験SERANATAの新規登録を止めている。
共同創業者のファヒーム・ハスナインが2020年11月からCEOを務め、セラルチニブ一本に資源を寄せてきた。PROSERAの結果を受けてFDAにタイプC会議を申請しつつ、転換社債の扱いを含めた資本の立て直しにも動いている。
当局との対話の行方と、手元資金の持ちに左右される。PROSERAで得たデータをFDAにどう説明し、承認への道筋を描き直せるかが会社の行き先を決める。
この会社をどう読むか
Gossamer Bio は、肺動脈性肺高血圧という難病を吸い込む薬で治す一点に賭けてきた臨床バイオで、2026年2月に答え合わせを迎えた。
第3相PROSERAは24週時点の歩行距離で偽薬を13.3メートル上回ったが、p値0.032は事前に決めた0.025の関門を通れなかった。薬が効いていないのではなく、証明の仕方が足りなかったという結果である。この際どさが、もう一つの試験SERANATAの新規登録を止めてまでFDAとの対話に資源を振り向ける、いまの動きを生んでいる。
バランスシート (要約)
資産 $172M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。本業から入る現金もマイナスで、増資や資金繰りに注意
- 現金・現金同等物$38M
- 他の流動資産$130M
- 固定資産$5M
- 流動負債$63M
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $48M
- 売上成長率
- −57.7%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −352.2%
- 純利益率
- −351.5%
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$171M
- フリーCF
- −$171M
- 営業CFマージン
- −353.3%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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