Graphic Packaging Holding は、食品や飲料の紙箱で世界最大級の一貫メーカーだ。
最大の強みは、板紙から紙器までの垂直統合で世界最大級という、原価と供給の安定の優位にある。食品の包装は景気に粘る必需で、脱プラスチックの流れが紙の出番を広げ、最新鋭設備への集約が低コスト体質を固める。一方で食品メーカーの減産と消費の節約は数量をじわじわ削り、板紙の市況軟化は統合メーカーの利幅を直撃する。巨額の設備投資は需要が伴わなければ過剰能力の重荷になる。GPK を読むときは、数量の回復と価格転嫁、新設備の立ち上げを軸に見るとよい。
