Gulfport Energy は、アパラチアの天然ガスを掘る、破綻からの再建を経た中堅だ。
最大の強みは、破綻の教訓を刻んだ財務の規律と、利益のほぼ全てを自社株買いに回す徹底した還元にある。アパラチアの低コストのガスと輸出基地への近さは、液化天然ガスとデータセンターの需要の受け皿になる。一方でガス価格の急落は専業ゆえ直撃する。鉱区の規模は大手に劣り、掘削候補の在庫が尽きれば買収頼みになる。価格固定は下落を守る半面、急騰の恩恵を削る両刃でもある。GPOR を読むときは、ガス価格と井戸の効率、自社株買いの継続を軸に見るとよい。
