配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
創薬と資源開発という接点のない二つの事業を、同じ器の中に同時に抱えている。鉱山専業とも創薬専業とも比べようがなく、社名変更を伴う本業転換という経緯を持つ会社もほとんど見当たらない。
旧社名Klotho Neurosciencesとして、神経変性を防ぐKlothoたんぱく質の遺伝子治療と、がん向けの後発薬・バイオシミラーの権利を持っていた。2026年3月にGreenland Mines Corp.を買収し、重要鉱物と貴金属の開発へ軸足を移す途中にある。
鉱山の買収は2025年度の決算が締まった直後に完了したため、この期の財務諸表には何も反映されておらず、採算はまだ検証できない。グリーンランドという遠隔地の開発には気候と物流と許認可の壁があり、残された遺伝子治療も前臨床の段階にとどまる。
買収後の経営陣は鉱物開発を主軸に据える方針を掲げているが、組織の統合はこれからだ。手元の資金と時間は、事業の再定義そのものに費やされている。
買収した鉱区の探査と開発がどこまで進むか、そこに必要な資金を市場から引けるかにかかる。旧来のバイオ事業を売るのか続けるのかも、まだ決まっていない。
資産 $10M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $9M(99%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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