GRNT
Granite Ridge Resources自ら掘らず、複数の産地の油田やガス田に少額ずつ出資して産出に参加するという、身軽で資本効率の高い手法が最大の特徴。米国の六つの産地に分散することで、特定の産地への依存のリスクを下げる。近年は自ら運営する共同事業も加える。自ら掘る一般の探鉱の会社とは異なる、分散して出資する独立系の立ち位置にいる。
自ら主導して井戸を掘るのではなく、大手の石油会社が運営する油田やガス田に、少額の権利で参加して産出に応じた収入を得るのが事業の柱。掘削や仕上げ、操業の費用を持ち分に応じて負担し、産出した原油や天然ガスの売上を持ち分に応じて受け取る。テキサスの主要な産地など、米国の六つの産地に分散して投資する。近年は自ら運営に踏み込む共同事業も始めた。産出した原油や天然ガスの販売で稼ぐ構造になっている。
原油や天然ガスの価格の下落は、産出の採算を一気に崩す最大の弱点になる。出資先を運営する大手の石油会社の掘削の方針に、産出が大きく左右される。自ら運営に踏み込む共同事業への転換がうまくいかない恐れもある。同じように油田に少額出資する競合や、権利の収入を得る会社との争いもある。上場の経緯から来る希薄化や、配当の減額の恐れも抱える。
配当を出しながら、複数の産地への分散と、借入を低く抑えた身軽な財務を重んじる経営。良い案件を選んで出資し、近年は自ら運営に踏み込む共同事業で持ち分を高める転換も進める。原油価格の波に備えて借入を抑えつつ、分散と資本効率の高い出資の手法で稼ぐ方針が特徴になっている。
原油価格と、運営会社の掘削、産地の生産性に依存する。原油や天然ガスの価格が高く採算が保たれるか、出資先を運営する大手の石油会社が掘削を活発に進めるか、テキサスの主要な産地などの生産性が高いか、そして自ら運営する共同事業への転換を進められるかが、業績を左右する大きな前提になる。
バランスシート (要約)
資産 $1.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $606M(52%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
- 現金・現金同等物$15M
- 他の流動資産$104M
- 固定資産$1B
- 流動負債$95M
- 長期借入金$383M
- 短期借入金$18M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $450M
- 売上成長率
- 18.5%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 10.3%
- 純利益率
- 5.4%
- ROE
- 4.0%
- ROIC
- 3.6%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $296M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 65.8%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $58M
- 配当性向
- 236.9%
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